楽天モバイル |
【Rakuten Mobile 4つの特徴】
1)データ使い放題で3,278円
2)20GB以下の場合は2,178円
3)契約事務手数料・解約手数料ともに0円
4)Rakuten Linkを利用で通話料無料!
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楽天モバイルはどこの回線につながる?
楽天モバイルは2020年4月より提供が開始されたdocomo、au、SoftBankに次ぐ国内で4社目のMNO(Mobile Network Operator)です。
格安とは違い独自の回線での提供をしているので通信速度、安定性が他3キャリアと同等かつ安い点が売りの楽天モバイルですが、開始当初は電波のつながり具合が良くありませんでした。
しかし現在ではプラチナバンドも導入され始めたのに加え、基地局も着実に増えていることから速度の安定化も進んでいます。
その上で現在カバーしきれていないエリアや電波がつながりにくい場所ではパートナー回線としてau(KDDI)の回線を利用しています。
これにより、地方や山間部でも安定した通信が可能です。
ちなみに2023年6月よりパートナー回線エリアでもデータ無制限での通信利用が可能になりました!
楽天モバイルは無制限で料金を格安並に提供することに成功していますが、世界初の新設備を導入しているのに加え店舗を最小限にしていることからコストを抑え、さらに楽天モバイルから楽天経済圏での顧客を増やすことで楽天モバイルのプラン料金が安く提供されています。
3GB以下 | 1,078円/月 |
3GB超過20GB以下 | 2,178円/月 |
20GB超過後~無制限 | 3,278円/月 |
・プラチナバンドが導入されたことで通信速度、安定性が上がった!
・パートナー回線のデータ利用が無制限に!
・独自の回線にすることにより格安より速度が速く安定しているのに加え、世界初の新設備の導入大手3キャリアよりコストダウンに成功している!
・店舗を少なくし楽天経済圏を巻き込むことでプラン料金を安く提供!
楽天モバイルの4G・5G電波とエリア
前述した通り楽天モバイルでは楽天が独自に整備した自社回線につながります。
基地局が設置されていないエリアや通信が不安定な場所ではKDDIのパートナー回線につながります。
通信方式(エリア) | バンド帯 | 周波数帯 | |
自社回線 | 5G(ミリ波) | n257 | 28GHz帯 |
5G(sub6) | n77 | 3.7GHz帯 | |
4G LTE | band3 | 1.7GHz帯 | |
4G LTE(プラチナバンド) | band28 | 700MHz帯 | |
パートナー回線 | 4G LTE(プラチナバンド) | band18/26 | 800MHz帯 |
5G(ミリ波)
楽天モバイルに限らず5Gにはミリ波とsub6が存在します。
ミリ波とsub6の違いは周波数帯が違うことによりやり取りできるデータ量に差があることです。
基本的に周波数が高ければ高いほどやり取りできるデータ量が多くなります。しかし電波が直進しかしなくなるため地下や建物内においての汎用性が低くなりがちです。
そのためミリ波(28GHz)とsub6(3.7GHz)では周波数帯が高いミリ波の方がより速度の速い電波ということになります。
ミリ波は電波が直進しかしないその特性上、基地局の至近距離でしか利用ができないため、ごく限られたエリア内でのみ利用可能です。
楽天モバイルのエリアマップを拡大し、見える一つ一つの青い点がミリ波の利用ができるエリアです。
エリアを見てわかるようにエリアがとても限られてますね。
基地局に対しほんの限られたエリアでしか利用ができない電波です。
そのため楽天も5Gのエリア拡大はミリ波ではなくsub6をメインにと考えています。
5G(sub6)
ミリ波より速度は遅いものの障害物に強く、4Gより速度が速いため現在急ピッチでエリア拡大が進められているsub6です。
エリアは緑のエリアが対応しており、都市圏のほとんどでエリアが普及しています。
楽天モバイルの5G対応エリアは大都市圏や主要都市では5Gエリアが拡大してきていますが、地方では未だ限定的な利用しかできないのが現状です。
大手3キャリアの5G人口カバー率は90%を超えているみたいです。
楽天モバイルでは現在大手の水準を目指してエリア拡大を急ピッチで進めています。
2024年に関東地方の5G(sub6)のエリアを最大1.6倍に拡大する予定のようです。
実際に2023年に東海地方では5Gエリアが1.7倍になり、近畿地方では1.1倍に人がっています。
4G LTE(band3)
楽天モバイルで一番使われている電波ですね。
楽天モバイルで一番使われている電波が4G LTEの電波です。
バンド帯はband3で周波数帯は1.7GHzです。
5Gよりも速度面では劣ってしまいますが、地下や建物内での利用は5Gではなく4Gメインになってくる重要な電波です。
エリアは広く普及しておりパートナー回線を含めると人口カバー率は99.9%まで広がっています。
4G LTE(プラチナバンド)
楽天モバイルのプラチナバンドは2024年6月27日からサービスが開始されました。
プラチナバンドは地下や建物内などで繋がりやすさが段違いになります!
700MHzの周波数帯を使用しており、地下や建物内において無類の繋がりやすさを発揮するのがプラチナバンドです。
今まで大手3社に対しプラチナバンドの提供ができておらず繋がりづらいエリアがあった楽天モバイルですが、プラチナバンドの導入により今後大手3キャリアと比べ遜色のない通信に期待が持てます。
現在プラチナバンドの提供エリアは東京都心部の一部エリアのみですが、順次拡大しているようです。
2024年内には主要都市圏にて繋がりづらいエリアの隙間を埋める形でプラチナバンドが普及していくとのことです。
楽天回線エリア外ではパートナー回線に自動接続される
楽天モバイルでは通常の電波では繋がりづらいエリアをなくすため、プラチナバンドのエリアを拡大中ですが、開始当初より地下や建物内など楽天モバイルの自社回線だけではつながりの悪いエリアが存在します。
それだけでなく地方や山間部など一部エリアでは自社回線だけではカバーが不十分となっているのが現状です。
そんな繋がりづらいエリアはauのパートナー回線に切り替わるよう設定されています!
KDDIのパートナー回線を利用することによりカバー率の向上と安定したサービス提供をしており、利用者は安定した通信の利用が可能です。
そのため現在でも繋がりづらいエリアでは自動的に楽天回線からパートナー回線へと切り替わり、電波が繋がらないということが無いよう工夫されています。
前述した楽天回線エリア内でも楽天回線に繋がらない場所、地下などではパートナー回線に切り替わります
KDDIのパートナー回線もデータが無制限で利用可能に!
2023年6月1日より楽天モバイルは元々上限が5GBだったパートナー回線のデータ制限を撤廃しました。
パートナー回線エリアでも楽天回線同様データ無制限での利用が可能となり、使い勝手がとても良くなりました
パートナー回線のバンドはband18/26を利用しており、周波数帯は800MHzです。前述したプラチナバンドでの利用が可能になっているので楽天回線でのつながりの悪さをカバーしています。
〜2023年5月31日 | 2023年6月1日〜 | |
プラン名 | Rakuten UN-LIMITⅦ | Rakuten最強プラン |
楽天回線 | 無制限 | 無制限 |
パートナー回線 | 5GB/月 低速時1Mbps |
自分がどのエリアにいるのか確認したい!
楽天モバイルのエリアや回線については確認できたと思うので、次に気になるのが自分がいるエリアが楽天回線エリアなのかパートナー回線エリアなのかという点です。
今どちらの回線につながっているのかの確認方法は後述しています。こちら
このセクションではあくまでも自分が今いるエリアについての解説です。
確認方法は2つで、楽天モバイル公式サイトのエリアマップでの確認。
もう一つはスマートフォンで現在繋ぐことができる回線を確認する方法です。
楽天モバイル公式サイト、エリアマップでの確認
一番無難な方法が楽天モバイル公式サイトのエリアマップでの確認です。
左上の検索窓へ住所や建物名などを入力すると場所が移動します。もちろん直感的に指での操作も可能で、縮小拡大も対応しています。
5Gのミリ波はだいぶ拡大をしないとエリア確認できませんね。
ちなみにマップはグーグルマップを利用しているようです。
スマホの設定画面から確認
スマホの設定画面から現在楽天回線かパートナー回線にいるのか確認が可能です。
マップでのエリア確認ももちろん可能ですが、地下や建物内に入ってしまうと楽天回線エリア内だとしても楽天回線には繋がらなくなってしまいます。
そんな場合にスマホの設定画面から確認をとれば現在楽天回線に繋がるのか、パートナー回線に繋がるのか瞬時に確認が可能です。
iPhone
- 「設定」を開く
- 「モバイル通信」を開く
- 「ネットワーク選択」をタップしオフにする
- 「Rakuten」もしくは「440 11」が出たら楽天モバイルに繋がるエリア内
Android
- 「設定」画面から「接続」を開く
- 「モバイルネットワーク」を開き「ローミング設定」を開く
- 「通信事業者」を開き「自動選択」をオフにする
- 「Rakuten」があれば楽天回線エリア内
iPhoneでもAndroidでも「Rakuten」や「440 11」のような文言がなければ楽天回線エリア内でも楽天回線には繋がらない場所にいると考えてよさそうです。
現在どの回線に繋がっているか確認したい!
楽天モバイルでは過去にmy楽天モバイルアプリから楽天回線に繋がっているのか、パートナー回線に繋がっているのか確認が可能でした。
しかし現在パートナー回線でもデータ使用制限がなくなり、無制限で利用可能になったことからmy楽天モバイルアプリからの確認ができなくなりました。
ただ、通信の繋がりが悪い場合などはなんとなくどちらの回線に繋がっているのか気になってしまいます。
まず今回ご紹介する方法は公式が発表している方法ではありません。
そのため自己責任での利用が必要ですので注意が必要ですが、現在つながっている回線の確認は可能です。
iPhoneとAndroidそれぞれで解説します。iPhoneの確認方法に関しては元々備わっている機能を利用した方法になり、Androidに関しては非公式のアプリの利用が前提です。
iPhoneでの確認方法(フィールドテストモード)
iPhoneでの確認はフィールドテストモードというiPhoneの機能を利用して確認します。
フィールドテストモードとはiPhoneとネットワーク接続状態を確認できる機能です。
- 電話アプリで「*3001#12345#*」と入力し、発信
- 「Serving Cell Info」をタップ
- 「Band Info」を確認
「3」であれば楽天回線
「18」であればパートナー回線
Androidでの確認方法(専用アプリ)
Androidでの確認方法は非公式のアプリを利用します。
十分に注意して自己責任にて利用してください。
- 「LTE回線状況チェッカー」アプリをダウンロード
- 位置情報へのアクセスを許可
- 「START」ボタンをタップし。「常に監視」を有効にする
- 回線が切り替わった際に通知を受け取ることが可能
LTE回線状況チェッカーの弟分アプリとしてパンダ回線状況チェッカーも存在します。
こちらは位置情報等の許可が必要なく、上から下へスワイプするのみで現在の接続回線の確認ができるようです。
詳しく確認したい場合はLTE回線状況チェッカー。簡単に確認したい場合はパンダ回線状況チェッカーを利用しましょう
まとめ
今回は楽天モバイルがどこの回線につながっているかを解説しました。
よければ参考にしてください。