ドコモのirumoからドコモminiにプランが変わったようだけど、プラン変更した方がいいのかなやんでて。
プランの見直しをして欲しいのだけれど。
かしこまりました。
現在どのような使い方をしていて、どちらのプランがお得になるか解説していきます。
ドコモminiが6月5日からプランの契約が開始されました。
それに伴い、irumoの新規契約はできなくなってしまいました。
今回の記事ではirumoからドコモminiへプラン変更した方が良いのか、そのままirumoを使い続けた方がいいのかを解説します。
それに加え、いままでirumoへの乗り換えがされていましたが、プラン変更により乗り換えがデメリットになる場合もあるのでその点も含めて解説していきます。
irumoとドコモminiの大きな違いは? 改悪?改良?
選べるプランの数が減った

今回irumoからドコモminiにプランが変更されたことにより、選択できるプランが大きく減りました。
元々0.5GB・3GB・6GB・9GBの4つのプランから選択可能だったものが、ドコモminiでは4GB・10GBの2つに減ってしまいました。
プランの選択は容易になったものの、選択肢が減ってしまった点は改悪と言ってしまっていいかもしれませんね。
ドコモが言うには年々契約者のデータ使用量が増えている為、今回プランのデータ容量を増やしたようです。
料金が上がって割引も多くなった
プラン | データ容量 | 料金 | 割引後の料金 (割引額) |
irumo | 0.5GB | 550円 | 割引なし |
3GB | 2,167円 | 880円 (1,287円) | |
6GB | 2,827円 | 1,540円 (1,287円) | |
9GB | 3,377円 | 2,090円 (1,287円) | |
ドコモmini | 4GB | 2,750円 | 880円 (1,870円) |
10GB | 3,850円 | 1,980円 (1,870円) |
irumoと比べると通常料金が高くなっています。
それに対して割引総額自体は上がっており、ドコモのインターネットや電気、dカードを利用することで今までのirumoと同じ程度の金額で利用が可能となっています。
ドコモのサービスをまとめることで初めて割引がはいるので、ドコモのサービスを利用していない場合はただ金額が上がってしまうだけですね。
ドコモminiの割引解説は同じページで解説しています。 → こちら
0.5GBのプランは無くなり後継プランもなし

irumoの0.5GB、基本料金のみで550円のサービスは廃止されてしまいました。
通話しかしないという使用者にはとても便利なプラン内容だったのでなくなってしまうのは残念です。
irumo0.5GBはガラホ等と相性が良く、安く済ませたい場合に非常に相性の良いプランでした。
irumoとドコモminiの料金 比較
irumoとドコモminiを乗り換えた方がいいかどうか、どちらの方がお得かを解説していきます。

上記はirumoとドコモminiの割引前と割引後の差額です。
前述した通りドコモminiはドコモのサービスをまとめて利用することで初めて安く利用することができます。
しかし割引が適用されると実はドコモminiの方がお得になる料金帯もあるんです。
緑色になっている部分がirumoとドコモminiを比べた際に料金が安くなっているプランです。
このようにみてみると、割引前はirumoの方が安いですが、割引後はドコモminiの方がお得になるデータ容量帯が増えています。
ドコモminiの割引は後述しますが、割引を全て受けることが出来、加えて今緑色になっているデータ容量を利用するのであればプランの変更をしても問題ありませんね。
料金はあがって、割引は増えた、割引の解説
ドコモminiでは割引前の料金がirumoと比べて上がっていますが、その代わり割引の金額が大幅に上がっています。
前述した通り割引後の金額はirumoより安くなる金額帯出てきます。
割引はネット割、カード割、でんき割となっておりそれぞれ以下の金額で割引が入ります。
割引の種類 | モバイルサービスからの割引金額 | 備考 |
ドコモ光/home 5Gセット割 | ‐1,100円 | |
dカードお支払い割 | ‐550円 | dカードPLATINUM・dカードGOLD・dGOLD U |
‐220円 | dカード | |
ドコモでんきセット割 | ‐110円 |
ドコモ光の割引

ドコモの家族グループ内に「ドコモ光」「ドコモhome 5G」を契約している人、回線があると自身が契約しているドコモminiに割引が1,210円入るようになります。
対象のインターネットはドコモ光/ドコモhome 5Gです。

離れて暮らしていても適用可能で、ファミリー割引グループに入っていれば割引の条件は達成できています!
dカード割

ドコモminiはdカード(クレジットカード)にて支払いをすると月額料金からの割引が入りますが、dカードには4種類あり、種類によって割引額が変動します。
dカード PLATINUM dカード GOLD dカード GOLD U | dカード | |
割引額 | -550円 | -220円 |
もちろん割引額の大きいプラチナ・ゴールド・ゴールドUがおすすめですが、プラチナ・ゴールドは年会費がかかり、ゴールドUは条件が有ります。
もちろん年会費や条件が発生する分ドコモminiの割引以外で特典が大きくはなっています。
dカード PLATINUM | dカード GOLD | dカード GOLD U | dカード | |
年会費 | 29,700円 | 11,000円 | 0円※ (3,300円) | 無料 |
還元率 | 1% | 1% | 1% | 1% |
ドコモ・ドコモ光還元率 | 20% | 10% | 5% | 1% |
dカード PLATINUM
dカードプラチナムはドコモのスマートフォンやドコモ光、ドコモでんきなどから20%の還元が入ります。
初年度は条件なしで還元が入りますが、2年目以降は20万円以上のショッピング利用でドコモ関連の還元が20%になります。
dカード GOLD
dカード GOLDは年会費11,000円でドコモ関連の支払いから10%還元されます。
でんきは10%還元となっており、その他年間で100万円以上のお買い物をしている人に対し10,000円相当の特典進呈等もしています。
dカード GOLD U
18歳~29歳限定で契約できるdカードです。
ドコモ関連の支払いから5%還元されるクレジットカードで、ケータイ補償も3年間で最大10万円の補償がついています。
年会費は3,300円ですが、満22歳以下・年間の利用金額が30万円以上・対象プランの契約契約がある場合は年会費が0円になります。
dカード
年会費無料で還元は1%です。
dカードでは、ドコモの料金をdカードで支払うことで220円の割引が入ります。
ドコモでんきの割引とプラン解説
前述した通りドコモ電気を契約する事で、ドコモのモバイル料金から110円の割引が入るようになります。
料金は基本的に地域電力会社と同じ金額となっており、切り替え自体も申し込みのみで自動的に切り替わるようになっているので、切り替えに対しての手間や心配はそこまで考えなくて問題ないです。
ドコモ電気にはプランが2種類あり、どちらのプランを選ぶかで還元率・料金が多少変わります。
ちなみに今回の記事でご紹介しているドコモminiやドコモMAX、ahamo等の利用が無いと還元率が大幅に下がってしまいます。
ドコモでんき Green

ドコモでんきGreenは再生可能エネルギーでの電力発電をしているようで、CO2排出量が実質0という地球環境にやさしいプランです。
注意点として地域電力より料金が500円高くなってしまう点には注意が必要です。
以下は還元率です。
PLATINUM会員 ※1 | お買い物額20万円以上 ※2 | 20% |
お買い物額10万以上20万円未満 ※2 | 15% | |
お買い物額10万円未満 ※2 | 10% | |
GOLD/GOLD U会員 | 10% | |
dカード | 5% |
※2 2年目以降の月額ショッピング利用額
ドコモでんきGreenは電気料金が地域電力と比べて500円高くなっていますが、その代わり還元率が大幅に高いプランとなっています。
毎月500円電気料金は高くなってしまいますが、最大で20%の還元を受け取ることが出来ます。
計算してみると20%の還元で500円元を取ろうと思うと毎月2500円の支払いが必要ですが、例えば2~4人家族の場合、少なくとも5,000~1万円の支払いは発生しているかと思うので、還元されるポイントで500円分はペイが可能そうですね。
ちなみに筆者は一人暮らしですが、猫を飼っており年中エアコンをつけているので毎月1万円は確実に支払っていますね、、、。
ドコモでんき Basic

ドコモでんきBasicはでんき料金が地域電力と基本的に同じ設定になっているサービスです。
ドコモでんきGreenと違い基本料金が500円高くなっている等特に有りませんが、Greenと比べると還元率が大幅に下がっています。
dカード PLATINUM dカードGOLD/GOLD U dカード | 2% |
ドコモでまとめようとしている方は基本的にdカードPLATINUMやGOLDを契約し、でんきもGreenでまとめるのがお得に思えます。
しかし、最低限のまとめ方だけで利用されたい場合はBasicで問題なさそうです。
注意点、irumoよりドコモminiの方が安くなるパターンは多い物の割引を全て適用するハードルは上がっているので注意が必要
前述した通りirumo比べ割引後の金額は安く設定されています。
しかし、割引を全て受けるために全てまとめるのは多少ハードルが高くなってしまいます。
その点に関しては注意が必要となっており、現在irumoを利用している方でirumoの方が安く済むのであればプラン変更せずにそのままの継続利用がよさそうです。
勝手にプランが変更されることはない
現在irumoを契約中の場合、自動的にドコモminiにプラン変更されることは有りません。
どんな人がおすすめ?
ドコモminiをおすすめ出来る人の条件は主に2点です。
・ドコモで全てまとめている場合
・4GB、10GB近くを使う場合
今回のドコモminiはdカードで550円、ドコモ光で1,210円、ドコモでんきで110円の割引が入るようになっており、ドコモでまとめていない場合は料金が高くなってしまうため、1つ目の条件としてドコモのサービスでまとめているという点があげられます。
次に4GB、10GB近く使う場合とありますが、使うデータ容量によってはirumoの方が安くなる場合があります。
例えば5~6GBしか使わない場合などはirumoの方が安く済む場合も出てくるので、ドコモminiで提供のある4GB、10GB近くを使う方が特におすすめです。
比較は同じページに記載してあるので、月に使うデータ容量を確認してみてどちらが安いか比較してみてください。
ちなみに他社だと割引後のドコモmini10GBと同じ程度の金額で30GBが使えたりとあるのでそちらとも比較してみてください。
同じページで解説するので確認してみてください → こちら
irumoからプラン変更はした方がいい?
プラン変更を無理にする必要はありません。
前述したように金額が上がってしまうデータ容量帯が出てきてしまうので、その場合はirumoのまま利用しましょう。
今契約するならどこがおすすめ?
ドコモmini | ||
データ容量 | 4GB | 10GB |
料金 | 2,750円 | 3,850円 |
ドコモ光セット割/home 5Gセット割 | ‐1,210円 | |
dカードお支払い割 | dカード以外:-550円 dカード:‐220円 | |
ドコモでんきセット割 | ‐110円 | |
割引後の料金 | 880円 | 1,980円 |
UQモバイルとの比較
UQモバイル | |||
トクトク2プラン | コミコミプランバリュー | ||
データ量 | ~5GB | 5GB~30GB | 35GB +10分かけほ |
月額料金 | 2,948円 | 4,048円 | 3,828円 |
ネット割 | -1,100円※1 | なし | |
家族割 | -550円※1 | なし | |
カード割 | -220円 | なし | |
でんき割 | -1,100円※1 | なし | |
割引後料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
UQモバイルは6月から新プランの提供が始まりました。
UQモバイルではドコモminiでいうインターネット割引を、ネット割もしくはでんき割で付けることが出来るようになっています。
厳密には違いますが、電力会社は支払い先のみ会社を変えるイメージなので太陽光やオール電化ではない場合、簡単に切り替えが可能となっておりハードルはだいぶ低くなっています。
ドコモminiと比べ最安料金での利用はUQモバイルの方がしやすくなっていますが、月額料金はドコモminiの方が安く利用できる様になっています。
UQモバイルに関して料金は多少高くなっていますが、付随するサービスが充実しているのでドコモminiよりおすすめできる方もいらっしゃいます。
筆者としてはサブスクぷらすポイントがUQモバイルでとてもお勧めできるサービスとなっており、指定のサブスク(Netflix等)をUQモバイル経由で支払いをすると20%還元が受けられるサービスです。
Netflix以外にApple MusicやYoutube Premiumなどもあり全て20%還元となっています。
UQモバイルの新プランについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ワイモバイル
ワイモバイル | |||
シンプル2S | シンプル2M | シンプル2L | |
データ量 | 4GB | 30GB | 35GB +10分かけほ |
月額料金 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
ネット割 | -1,100円 | -1,650円 | |
家族割 | -1,100円 | ||
カード割 | -187円 | ||
でんき割 | -110円 | ||
割引後料金 | 968円 | 2,068円 | 3,168円 |
ワイモバイルではドコモminiと比べ割引前の4GBが安くなっているのに加え、30GBも割引後の金額が10GBと変わらない程度の金額となっています。
割引が付くかつかないかでおすすめ度合いが変わってきますが、シンプル2Mプランの割引後であればドコモminiの10GBより、ワイモバイルの30GBがおすすめです。
しかしワイモバイルもインターネットの割引、カード割引、でんき割引がある為UQモバイルやahamoと比べると割引のハードルはあがってしまうものの、カードに関しては年会費無料なのに加え、ソフトバンク光はドコモ光と同じNTTの回線を使っているので切り替えがとても簡単です。
以下でワイモバイルのサービスを詳しく解説しているので良ければ確認してみてください。
ahamoとの比較
ahamo | ||
ahamo | ahamo大盛 | |
データ量 | 30GB +5分かけほ | 110GB +5分かけほ |
月額料金 | 2,970円 | 4,950円 |
ネット割 | なし | |
家族割 | なし | |
カード割 | なし | |
でんき割 | なし | |
割引後料金 | 2,970円 | 4,950円 |
ahamoの場合最低利用データ容量が30GBとなっており、ドコモminiと比べると大容量を使いたい方向けとなっています。
ahamoは割引をなにも付けづに金額が一律なのは分かり易くいい点なのに加え、5分かけ放題がもともとついているので、ドコモminiで10GB+5分かけ放題を付けるのであればahamoの30GBでもそこまで金額が変わらないためおすすめです。
なにより、ahamoはプラス1,980円で最大110GBも使えるのが大きなメリットになります!
格安プランと同時に大容量プランも設けているahamoは唯一無二です。
